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議会機能継続訓練が行われました

本日は、芦屋市議会において議会機能継続訓練が実施されました。芦屋市議会では、災害時や緊急時における議会機能の維持・継続を目的とした「議会機能継続計画」(議会BCP:Business Continuity Plan)を策定しており、この計画に基づいて議会の役割を果たし続けるための訓練を毎年1回実施しています。なお、本市の「議会機能継続計画」は、災害の初動に関して具体的な内容が盛り込まれ、いざという時の行動指針も明確になっているのが特徴です。

本日の訓練内容

<災害想定> 市役所控室にいる時に大規模地震が発生
<訓練内容>

  • 在庁時に地震が発生した場合の行動と、危険物の確認
  • 発災後の、庁舎外への避難経路の確認
  • 市役所周辺の防災施設等の確認


地震の発生は庁舎内での執務中に起こる可能性もあるため、書棚やロッカーの倒壊により出入口が塞がれる状況を想定する必要があります。今回の訓練では、シェイクアウト時の安全な場所の選定や、控室内における危険箇所について会派内で情報を共有することができました。

※シェイクアウトとは、地震発生時に身を守るための基本動作を指し、「しゃがむ」「机の下に身を隠す」「揺れが収まるまでその場で待つ」といった行動を含みます。

また、避難訓練においては、初めて南階段を利用して庁舎外へ移動し、精道小学校の防災倉庫の見学も実施しました。これまでは私の居住地区にある宮川小学校の防災倉庫しか知りませんでしたが、今回の見学により、防災倉庫の面積や収容力の違いが備蓄品の種類や量に大きな影響を及ぼすことを実感しました。 このような格差を是正し、地域ごとの備蓄品を一定水準で平準化することが、今後の課題として重要であることを改めて認識しました。災害対策については、危機を未然に防ぐ防災力と、いざというときの迅速な対応力の両面を高めることが必要です。今回の経験を今後の取り組みに活かしていきたいと考えます。

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