「ひきこもり−その理解と対応−」セミナーに参加しました。

2021年07月17日(土)

本日、午前中は浜町自治会総会に出席。昨年度の活動報告や会計収支決算報告をはじめ、会計監査報告や来年度の新役員選出、2021年度活動計画案や収支予算案等すべての議案は承認されました。自治会長による、地域の現状や課題についての説明は、いつも丁寧でわかりやすく細かな状況を知る上で大変助かります。

午後からは、木口記念会館において芦屋メンタルサポートセンター主催のメンタルヘルスセミナー「ひきこもり−その理解と対応−」に参加しました。

講師は芦屋市若者相談センター「アサガオ」のスーパーバイザーで上級教育カウンセラー、キャリアコンサルタントを務め、不登校生徒の活動に携わっておられる富岡澄夫先生でした。

ひきこもりとは、「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」のことであり、近年はひきこもった当事者の高齢化も社会問題になっています

自分の部屋に閉じこもっている方だけでなく、1人でならコンビニや映画鑑賞などに行けるような方でも、家族以外の他人との交流がなければ、ひきこもりと判断されるようです。

今回はひきこもりになる原因や脱出方法、家族の接し方に加えて、対応策などにも触れておられました。なお、今後の支援のあり方のひとつとして、行政による広報の支援が重要であるとのことで、特に紙媒体による情報発信や電話対応の代行を行うことを挙げておられました。現在、芦屋市において、どこまで現状が把握されているのか、また、支援体制が十分に整備されているのかの調査を行って参りたいと思います。セミナーへの出席は初めてでしたが、充実した内容であったと思います。今後の開催も期待しています。

「スポーツ展」〜芦屋・阪神間のスポーツの歴史と未来〜

2021年07月16日(金)

現在、芦屋市立美術博物館では「スポーツ展」が開催されています。

芦屋市は、これまで、スポーツ競技界に数多くの優秀な人物を輩出しています。この「スポーツ展」では、その功績にまつわる貴重な品々や資料などの展示物を拝見しました。

また、芦屋のスポーツのあゆみ、阪神間や関西を拠点に活動している選手やチームの紹介、そして近年芦屋に流入した様々なスポーツの取り組みなども紹介されています。

この展示会の入場券には、1948年に芦屋市長に就任した猿丸吉左衛門(吉雄)の力感あふれる 凛々しいお姿が印刷されています。猿丸氏は「スポーツマン市長」としてよく知られています。学生横綱、投てき選手であったことは、以前より耳にしていましたが、現在の芦屋市の基礎を築くということのみならず、老若男女スポーツに親しめる環境づくりにも注力していたことをあらためて認識しました。これは、現代の「生涯スポーツ」にもつながる視点だと思います。

2020年は、オリンピックをはじめとした数々のスポーツイベントが中止・延期・開催規模の縮小など、苦難の時となりました。しかし、緊急事態宣言を経てスポーツが再開された時、スポーツは人々に希望を与える力となったことは記憶に新しいところです。まもなく東京オリンピックが開催されますが、この時期にスポーツの歴史や魅力を振り返り、体感できることは、大変意義深いものであると感じます。

是非、芦屋市立美術博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

〈開催期間〉8月29日(日)まで

〈開館時間〉午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

〈休館日〉月曜日 ※ただし8月9日(月・祝)は開館、翌10日(火)休館

「社会を明るくする運動」について

2021年07月05日(月)

法務省が主唱する「社会を明るくする運動」は、すべての国民が「犯罪や非行の防止」と「犯罪や非行をした人たちの更生」について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。

毎年、この活動報告でも取りあげていますが、7月は強調月間で、令和3年で71回目を迎えます。本市では、毎年ルナホールにて啓発に向けてのイベントを開催していますが、未だ新型コロナウイルス感染症の収束が見込まれないため、残念ながら昨年に引き続き中止となりました。

私も芦屋市保護司会に所属し、約10年間、保護司として活動させて頂いております。昨年10月には「近畿地方更正保護委員会長賞」を受賞し、大変な光栄なことと感じております。今後も、罪を犯した人々の改善更生と地域の犯罪予防活動に、微力ながら尽くして参りたいと思います。

■地域のチカラが犯罪や非行を防ぐ
テレビや新聞では毎日のように犯罪事件のニュースが報道されていますが、安全で安心な暮らしはすべての人の望みです。犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。取締りを強化して、罪を犯した人を処罰することも必要なことです。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた、とても大切なことです。

立ち直りを支える家庭や地域をつくるためには、一部の人たちだけでなく地域のすべての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。「社会を明るくする運動」では、犯罪や非行のない地域をつくるために、一人ひとりが考え、参加するきっかけをつくることを目指しています。 (法務省HPより)

芦屋市霊園 合葬式墓地について

2021年07月01日(木)

このたび、朝日ヶ丘町の芦屋市霊園内に合葬式墓地及び管理棟が完成し、内覧会が開催されました。

合葬式墓地は、東門から駐車場に進み、そこから少し上った場所に位置しています。今までの民生文教常任委員会の報告の中で、そのイメージ図は示されてきました。今回それを実際に見たところ、大変重厚感があり黒を基調としたスタイリッシュなデザインが今の時代に合っていると感じました。

あらためて合葬式墓地とは、焼骨を個人・夫婦・家族などの単位で納骨する一般墓地や納骨堂とは違い、他の方々と一緒に納骨するお墓のことです。近年は少子高齢化や核家族化が進んでライフスタイルが多様化し、それによってお墓の価値観も変化しています。「子孫に負担をかけるのではないか」と不安を感じたり、「お墓の世話をする人がいないため無縁にならないか」と今後の管理が心配になったりして墓地が返還されることが増え、継承が困難な墓地が増えてきています。合葬式墓地の必要性を感じている人が多いことから、芦屋市霊園では概ね40年を1つの区切りとして必要な納骨数を想定し、承継者を必要としない「合葬式墓地」を開設しました。なお、使用期限は永年で、維持費はかかりません。(※内覧会資料より抜粋)

芦屋市霊園は市街地からも近く、春には美しい桜が霊園を彩り、海に向けての眺望も大変すばらしいものです。市民の皆様が安心して利用できる合葬式墓地が開設されたことを、あらためてうれしく思います。

現在、「合葬式墓地 使用者募集案内」については、霊園事務所をはじめ市役所(受付、環境課)、ラポルテサービスコーナー、集会所で配布しています。

【使用料について】

  直接合葬方式   一体につき  10万円

  安置後合葬方式  一体につき  20万円

(10年間安置→合葬室に納骨)

  記名版の使用   一枚につき  3万円(希望者のみ)

 

【申込みについて】

  申込書に記入の上、霊園事務所(朝日が丘町15−7)へ必ず郵送にてお申し込み下さい。窓口での受付はできません。

【問い合わせ】

 芦屋市市民生活部環境課 霊園・火葬場係(霊園事務所)38−3105

 

 

一般質問 〜ヤングケアラーについて〜

2021年06月15日(火)

本会議で行う一般質問とは、議員が市の一般事務に対しての執行状況また将来の方針、政策的提言や行政の課題などを執行者に直接質すことです。

6月議会では、通常、一人40分の持ち時間が短縮され15分になりました。これは、新型コロナウイルスワクチン接種事業に職員が動員されるため議会対応が難しくなることが予測されたためです。

今回の一般質問では、「ヤングケアラーの支援について」の1項目のみを取りあげました。この言葉の発祥はイギリスであり、日本ではその概念がまだ広くは知られていないように感じますが、以前に比べて耳にする機会が増え、注目が集まっています。イギリスでは、18歳未満がヤングケアラー、18歳以上24歳位までがヤングアダルトケアラーと分類され、家族の介護やケアにより子どもの教育を受ける権利が奪われることに対する危機感から、1980年代後半より実態調査が進められ、1995年には「ケアラー法」が制定されています。

この問題は、少子高齢化が進む日本においても決して他人事ではありません。

ヤングケアラーについて、厚生労働省のホームページには「法令上の定義はないが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされている」とあります。また、具体例として、「障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事を行う子ども」、「家族に代わり、幼いきょうだいの世話をする子ども」、「日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている子ども」、「アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している子ども」などが挙げられています。

ヤングケアラーを生み出す要因は、核家族化によりケアを担える大人が家庭内から減っていることにあるといわれており、その行為が家庭内のプライバシーの問題であるために周囲に気づかれにくい状況を生み出していることが、問題を深刻化させています。また、自分の自由な時間を持つことが困難で、就学機会が制限され、学力の低下や進路にも影響が及ぶこと、友人関係の確立ができずに社会的な孤立に繋がることなどが問題視されています。

ヤングケアラーの深刻な事態は見過ごすことができません。市や関係機関が連携し、適切な支援を進めることが重要です。阪神間では、神戸市や尼崎市が20代までを射程にいれて、支援体制を検討していますが、芦屋市としては、この問題をどのように捉えているのか、以下の質問を行いました。

質問① これまでに「芦屋市における実態調査」は実施されているか、ヤングケアラーに該当すると思われる事例はあるのか、また、芦屋市における実態をどのように認識しているのかを問う

回答 市独自の実態調査は行っておらず、要保護児童対策地域協議会のなかで、ヤングケアラーに該当すると思われる事例を確認している。

 

質問② ヤングケアラーになった子どもの成長過程における影響についてどのように認識しているのか?

回答 年齢や成長の度合いに見合わない責任を負う影響は、親子関係、友だち関係、学習面に表れると認識している。

 

質問③ ヤングケアラーについて、教職員や職員の理解の醸成を図るために、今後どのような取り組みを進めていくのか?

回答 教職員や福祉部門の職員に対してヤングケアラーなどに関する合同研修の機会を設け、意識の共有を図る。

 

質問④ ヤングケアラーに対する今後の支援策について問う。

回答 社会的認知度を上げ、子ども家庭総合支援室や福祉の総合相談等の窓口を広く周知する。また、高齢者や障がい者を支援する機関において、改めて家庭の状況を把握。校長会や生徒指導連絡協議会などの機会では、今後も児童生徒理解を深めて対応したい。

 

【私から一言】  

今年4月、匿名の男性が本市市役所を訪れ、「ヤングケアラーの支援に充ててほしい」という手紙と現金100万円の入った封筒を置いて行ったことは、メディアにも取り上げられ記憶にも新しいところです。寄附者の温かいお気持ちに沿い、これからの取り組みに活用されることを願います。

すべての子どもは社会の宝であり、希望であり、そして未来を創っていく存在です。しかし現実には、生まれ育った家庭の事情などに子どもの将来が左右され、その道が閉ざされてしまう状況も少なくありません。子どもたちが夢や希望を持ち、可能性を信じて未来を切り開いていけるようにするのが大人の使命であると思います。ヤングケアラーに対する理解が社会に広まり、問題意識が共有され、一人一人に支援が繋がるよう要望をしました。

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