「社会を明るくする運動」市民の集いに参加しました。

2017年07月05日(水)

「社会を明るくする運動」〜犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ〜は、

すべての国民が「犯罪や非行の防止」と「罪を犯した人たちの更正」について理解を深め、

それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的運動で、

今年で67回目を迎えました。

芦屋市でも、ルナホールにて市民のつどいが盛大に開催され、

私は保護司会員として受付の手伝いを致しました。

 

式典の前には兵庫県警察音楽隊による演奏があり、懐かしい楽曲の数々が披露されました。

曲の中には犯罪防止の呼びかけや啓発も含まれており、意義深いものでした。

 

式典後は竹下三隆氏による講演、

「子どもの理解と子どもの関わり方」〜犯罪者も初めはかわいい赤ちゃんだった〜

がありました。

竹下氏は臨床心理士であり、

播磨学園(少年院)の法務教官や京都医療少年院法務教官、奈良少年刑務所教育専門官を歴任し、

現在はスクールカウンセラーをされるなど幅広くご活躍です。

 

講演では人への恐怖心をもつ臆病で弱い人が凶悪犯罪を犯すこと、

その中でも感性が豊かで鋭い子ほど殺人を犯す傾向が強いとのお話がありました。

 

また、受刑者の保護者対象のアンケート結果によると、

しつけに厳しかった場合や「人に迷惑をかけるな!」と言われてきた子どもほど

犯罪者になりやすい傾向があるとのこと。

ある日突然、抑圧されたものが爆発して犯行に向かわせてしまうようです。

 

さらに、

受刑者には過去に愛情を与えてくれた人がいなかったり、

本音でものを言える人がいなかったということにより人とつながる力がないということや、

人間関係を築くには甘える事も大切であり、人とつながる力を養うことが重要であることなど、

多くのことを学ぶ良い機会となりました。

 

保護観察対象者は、100人いればその対応方法も100通りあると言われています。

私は保護司を拝命し7年になりますが、

日頃から出来るだけ気持ちを汲み取れるよう相手の話に耳を傾け、

お互いの価値観を共有できるよう努めています。

今日の講演からは沢山のヒントを頂きました。

竹下先生ありがとうございました。