会派視察2日目〜「あい愛バス」運行事業について

2019年08月06日(火)

朝から厳しい暑さのなか、美濃加茂市に移動。

こちらは岐阜市よりさらに暑さが増しているようです。

 

さて、2日目の視察は、コミュニティバス「あい愛バス」の導入について。

芦屋市における公共交通の確保として、

バスの運行がない地区において検討しているコミュニティバス導入の先行事例を視察しました。

 

美濃加茂市は、既存のバス事業者の撤退を受け、

平成6年に、高齢者を対象にした福祉センターへのバス運行を開始しましたが、

市民の公共交通確保の視点から平成12年に「あい愛バス」の運行を開始したとのこと。

 

しかし、利用者数に多少の増減はあるものの15年にわたり微減しており、

利用に対する抜本的な再編を余儀なくされ、

平成29年に料金値下げ、ダイヤの改正、可児市への運行等大規模な再編を実施しました。

その結果、再編前に比べて約5.3倍の利用者を確保でき、

市民の足として事業の目的を達成しています。

 

美濃加茂市「あい愛バス」

◇平成30年度運行経費計:約1億1800万円、国・県補助合計:約2280万円

 

コミュニティバスの導入については、高齢者の外出支援に繋がる福祉施策の一つでもありますが、

市内全体における公共交通確保の観点から考える必要があると思います。

美濃加茂市では、高齢者に関わらず、すべての市民が利用できるとのこと。

 

事業主体は民間運輸事業者であっても、

導入に向けては、行政の判断がいかに重要であるか考えさせられました。

また、実施に伴う財政負担も大きいので、市民の理解を求めることも大切になります。

 

美濃加茂市では、市民や利用者が「あい愛バス」に親しみや愛着を持って頂けるよう、

乗り方教室やバス位置情報案内サービス、スマホ決済、

またバスのデザインを活かしたパッケージのチョコレートの販売など

様々な取組みが行われていることが印象的でした。

 

2日間の会派視察も無事終了しましたが、先進事例を学ぶ有意義な視察となりました。