富田砕花賞贈呈式に出席しました。

2018年11月08日(木)

今日は芦屋市立美術博物館で開催された第29回富田砕花賞贈呈式に来賓として出席し、

祝辞を述べさせて頂きました。  

この贈呈式は通常、市民センターで行われますが、

芦屋市立美術博物館において富田砕花展が開催されているため、

今年に限り、美術博物館が式場となりました。

 

「富田砕花賞」は、平成2年に、

富田砕花生誕百年・芦屋市制施行50周年を記念して創設されました。

毎年全国から多くの応募があり、この賞にふさわしい詩集を決定しています。

今回は全国から79詩集の応募があり選考されました。

 

今年の受賞者は北川朱実氏。

「夜明けをぜんぶ知っているよ」(思潮社)で富田砕花賞を受賞されましたが、

過去にも詩集3作品、小説1作品で受賞の経験があるそうです。

北川氏のこれまでの活躍に敬意を表するとともに、

更なるご活躍をご期待申し上げます。

 

北川朱実氏の詩との出会いは、

高校の時の国語教師が、

教科書ではなく、詩作品ばかりを教材としていた

というところにまでさかのぼるというエピソードは、大変印象的でした。

 

また、受賞した詩集では、

小説と詩の垣根を越える作品をつくるための冒険をされており、

その点が受賞につながったとのことでした。

よって、新しい詩歌の世界が展開されたのでしょう。

 

富田砕花賞が詩壇を代表する賞として、今後ますます発展することを期待いたします。