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成年後見制度について

 

蒸し暑い毎日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

日ごとに大音量になる蝉たちの合唱が、梅雨明け間近である事を知らせてくれます。

さて、今週は成年後見制度の現状と問題点についての勉強会が偶然にも2度あり、参加させていただきました。

 

ひとつは自治会主催の勉強会で地元の行政書士西村京先生による講座、

もう一方は尼崎市で実際に15名の後見人をされている、司法書士の池田悦子先生による講座でした。

 

成年後見制度とは、

認知症、知的障がい、精神障がい等の理由により、判断能力の衰えた方を保護し支援する制度です。

近年、判断力が不十分な高齢者を標的にした悪徳業者による詐欺等の消費者問題が多発しており、

年々巧妙化され社会問題にもなっています。

この制度はそのように判断力が不十分な方々を守るために、必要不可欠な制度であるといえます。

 

先日、私も、市議会における一般質問で認知症について取り上げたところですが、

今後、超高齢化社会に向けて、認知症を有する高齢者の増加が予測されます。

 

しかしながら、この制度についての認知度は低く、 まだまだ普及が進んでいないのが現状です。

 

この制度には、法定後見制度と任意後見制度の二つがあります。

前者の法定後見制度とは、

もう既に認知症などに罹患し判断能力が不十分な方の制度、

後者の任意後見制度とは、

将来認知症など、判断能力が不十分になった時のために備える制度です。

 

今までも芦屋市シルバー人材センター主催の勉強会をはじめ、何度か勉強会に参加してきましたが、

西村先生による基礎的なお話により、この制度について、忘れかけていた内容を再認識する事ができました。
また、実際に後見人をされている池田先生からは、

個々の様々なケースの中で尽力されておられる貴重なお話を伺い、

大変有意義なひとときとなりました。

 

この制度を利用しない、又は知らないために、取り返しのつかない被害に遭っている方も大勢おられますので、

是非成年後見制度を知って頂きたいと思います。
判断力の不十分な高齢者や知的・精神障がい者の人権や暮らしを守るために、

また、そのような方が安心して生きていけるようにサポートするために、

この制度のさらなる活用が期待されます。

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