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民生文教常任委員会視察

2012102524日朝に芦屋を出発して富山市、そして翌日は金沢市に視察に参りました。

富山市の一つ目の視察は「富山型デイサービス」で市内47か所ある事業所のひとつ「なごなるの家」を訪問しました。
富山型デイサービスとは高齢者デイサービス施設ですが、身体障害者、知的障害者、心身障害児をはじめ障がいのあるなしに関わらず、乳幼児も同じ施設で同時に受け入れているのが特徴です。施設は小規模であり大変アットホームな雰囲気でした。この富山型のメリットは子供と触れ合うことにより、自分の役割を見つけ、日常生活の改善や会話の促進という高齢者や障害者への効果やお年寄りや障害者など、他人への思いやりや優しさを身につける成育面といった児童への効果があるという。
視察に伺った民間事業所「なごなるの家」代表の志麻愛子さんは市議会議員を3期務めた後、念願の施設を開設されました。今後は資金面に合わせて後継者の育成が課題であるとお話し下さいました。今まで福祉施設に関しては、縦割りの中である程度、対象者別にしたほうが効率的に進められるのではと言われる中での画期的な取り組みであり、共生ケアを考える上で大変有意義な視察となりました。

2つ目の視察は小中一貫校である芝園小学校・中学校を視察しました。こちらは平成20年の小学校統合時に、中学校の敷地内に小中学校一貫校が建設されました。校舎内は随所に工夫が施され、スタイリッシュな印象を受けました。

*掲載の写真は校舎内にありました、フリースペースで読書など生徒が自由に使える場所となっています。一見、街かどのカフェのようです。
窓の外からは美しい立山連峰のパノラマが一望できました。

2日目の金沢市ではものづくり条例についての視察でした。
この条例はものづくりのまちとしての伝統と誇りを継承発展させる事が目的となっています。説明の中で、ニッチトップという耳慣れない言葉が出てきましたが、その意味は隙間市場において圧倒的なシェアを誇る企業の事でした。他に条例制定の経緯や産業の現状、今後の展開についてお話を伺いました。

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