決算特別委員会が開催されました。

2022年10月04日(火)

令和3年度の決算審査が終了し、本日は座長報告と討論が行われました。

このたび当委員会に付託された案件は、認定すべきものとして賛成多数ですべて可決されました。

会派を代表して行った賛成討論は以下のとおりです。

 

〈令和3年度決算特別委員会 討論〉

令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響下にありましたが、市民の命と健康を守るために情勢に応じた対応にご尽力いただいた医療関係者、そして職員の皆様に感謝を申し上げます。

 

一般会計をはじめ決算全般については、黒字決算となり、財政指標の状況についても好転しましたが、今後も指標に留意し、健全かつ適正な財政運営・執行が続けられることを求めます。

 

企業会計についても審査を通して、上下水道、病院事業会計ともに継続して経営努力が行われていることを確認できました。芦屋病院については、危機に面した時期もありましたが、経営改善に向けての取組みを着実に実行しており、新改革プランに基づいて成果が表れていることを評価します。新年度以降も同様に推移することを期待したいと思います。

 

各分科会の質疑を通しては、時代の要請や地域の要請に応じて必要な施策の推進を図り、適正に事業が執行されていることを認識しました。

 

不用額は減少していますが、生じた事業についてはその理由を的確に把握した上で分析し、予算編成や予算執行に活かしていただきたいと思います。

 

さて、広報あしや最新号を見ますと、令和3年度決算について「大きな黒字になった」と示されており、これを読んでほっとされた市民が多いのではないでしょうか。確かに、歳入の柱と言える市税収入は、新型コロナウイルス感染症の影響が想定より下回ったこと、また株式等に係る譲渡所得が増加し増収となりました。

 

しかしながら、今後は社会情勢のさまざまな要因が連鎖して生じる収入減から市民税の減収が懸念されます。国内に目を向けると、未だ新型コロナウイルス感染症の収束の見通しは立っておらず、新興感染症への対応も視野に入れなければならないでしょう。また、変化し続ける不安定な国際情勢の動向にも注視が必要です。

 

市民税に頼るしかない本市の財政構造を鑑みて、手綱を緩めることなく、堅実な財政運営に努めるとともに、新たな財源の創出にも取組んでいただくことを要望します。

 

なお、新年度の予算編成にあたり一つ申し上げるとすれば、どうか未来を担う子どもたちにかかわる予算の確保に努めてください。「子どもたちに豊かな教育を保障すること」。それは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なのではないでしょうか。

 

各施策については本会議での討論に譲ることにしますが、全ての市民が安全・安心で希望の持てる市民生活が送れるよう、市民サービスの向上に向けての一層の努力を願い、賛成の討論といたします。