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浜風幼稚園存廃問題

5月もはや下旬となりましたが、急に気温が高くなり熱中症対策の呼びかけを耳にするようになりました。議会は閉会中ですが、総会をはじめ春の行事も多く、慌ただしい日々ですが、必ず一日のうちどこかで市役所には出勤しています。
4月中旬より始まった恒例の市長と市民による集会所トークは、今月9日に終了しました。今年は14か所の集会所のうち11か所のトークに参加しました。といっても議員は発言の機会がありませんので傍聴となりますが、一年生議員の私にとっては地域の問題や課題をタイムリーに知る重要な機会となります。

今年の市民の皆様からの質問の中心は、4月25日に市教委により決定された浜風幼稚園を認定子ども園に移行するという内容に関するものでした。
この度、市は19日(月)の夜に芦屋浜管理センターにおいて、今後の浜風幼稚園の存廃問題について地域説明会を開催し、私も参加いたしました。
浜風幼稚園は年々園児が減少してきたことから、芦屋市は市全体の待機児童の問題解消に向けて、浜風幼稚園を保育所と幼稚園機能を兼ね備えた「認定子ども園」に移行して、子どもの教育と子育て支援をより発展的に実現させることを目指しています。
説明会においては、認定子ども園について移行後の保護者負担の見通しや懸念される交通安全対策に対して、具体的な内容が明示されることはなく、認定子ども園ありきでの回答に反発の声が続出しました。
かねてから浜風幼稚園は保護者の皆様より、教育内容の質の高さや地域との連携など様々な点で高い評価をいただいておりますが、今後民営の認定子ども園に移行した際の教育の質の担保が不透明であることについては、多くの不安が生じています。そのためには県内の認定子ども園の状況など具体的な情報提供に努めることも必要であったのではないかと感じました。
今後は6月議会の条例として上程され、最終的に芦屋市議会で審査ののち決定します。

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