研修2日目

2016年08月04日(木)

講義は午前9時から開始されました。

本日のテーマは、

1.「介護予防の公的責任と自治体」について

講師:埼玉県和光市保健福祉部長 東内京一氏

2.「地域を元気にするまちづくり」~Smart wellness City~

講師: 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 スポーツ医学専攻 久野譜也氏

「介護予防の公的責任と自治体」は、

和光市における超高齢社会に対応する地域包括ケアシステムの実践については、

福祉の問題点を洗い出し、現状に対する市民のニーズを的確に把握して

いかに政策立案を進めていくのか、その意気込みを感じました。

 

介護保険事業は、提供されるその事業内容も重要ですが、

介護保険法の本質の理解があっての事業であるともいえるのです。

 

資料の中には介護保険法の一部条文が掲載されていましたが、

この本質を市民にしっかり知ってもらうための周知も行っているとのこと。

配布された資料も、充実した興味深いものでした。

 

最後の「地域を元気にするまちづくり」~Smart wellness City~は

いつまでも健康な生活を送るためには、

健康でおられる方に対しても健康意識を高める取り組みが重要であるという話でした。

 

しかし、日頃から運動教室や食生活の改善などの情報提供を行っても、

関心のある方以外にはなかなか浸透しないのが実情です。

 

そのような非参加型市民にはどのように情報を発信し、

長く健康に過ごすための知識を習得してもらうかが課題となります。

 

こういった問題解決のためには行動変容が必要であり、

「健康に関心が薄い層も含めて、

無意識のうちに健康的な行動や日常生活を行えるような『まち』の構築が必要である」

と話しておられました。

 

つまりは「歩いて暮らせるまちづくり」からの発想でSmart wellness Cityを打ち出し、

新しい都市モデルが必要であるということです。

 

具体的な事例としてドイツのフライブルク市の中心市街地の例を挙げ、

まちの中心地区から車の乗り入れを制限することにより、

歩き続けるまちづくりが実現したことを紹介されました。

 

生活習慣病の発症には、

個人的因子だけではなく地域の近隣環境因子も一定の影響があるということ、

日常生活の中で自然に健康的な行動が行えることが大事であることを感じました。

 

そのための環境整備については、行政関係者に認識して頂く必要があると考えます。

健康づくりは、全国的に共通のテーマです。

 

サルコベニア肥満にならないよう、中高年になってからの筋トレは、特に必要であるとのことで

私自身の生活習慣を見直すうえでも大変役立つ講義となりました。

 

今晩はキワニスクラブの例会日ですが、夕方まで時間がありましたため、

猛暑の中、隣駅から比叡山延暦寺まで参り、帰途につきました。