議員の定数削減21名へ
12月議会にて4名の議員から提出された「議員定数を22名から21名に削減する」条例改正案が提案され審議継続されましたが、本日の委員会において採決されました。
17日の本会議で討論採決の運びとなります。私が行った委員会での賛成討論は以下の通りです。
「芦屋市議会議員の定数を22名から21名に削減する議員提出議案」について、芦屋未来の会を代表して、賛成討論を行います。
賛同する点は2点あります。
1点目は、市民の多くの声を受けての議員提出議案ですが、議員定数を一名削減することが、民意であると考えるからです。
2点目は今までの議論の中で民意の吸い上げについて質疑も繰り返されましたが、仮に定数を削減しても民意は反映されるものであると考える点です。
議員定数を減らすと、多様な民意をくみ取ることが難しくなるとの意見もありますが、果たしてそうなのか。もしも、仮にそのようなことが起きるとしたら、それは定数削減に問題があるのではなく、議員の資質と努力に問題があり、議員としての姿勢が最も大切であると考えます。
それは個々の議員の質を上げ、議会に対する市民の信頼を構築することであります。そのために市民の声・地域の要望を広く聴取する力を身につけ、市政に反映させる政策立案能力を高めるとともに、積極的に公開する発信力も含め、総合的な議員力を高めることであり、結果的に議会改革につながるものと確信いたします。
議員定数を1名削減することにより、市民の代表として選ばれる者としては、なおもハードルは高くなりますが、議員自身が率先して身を切る改革を断行し、さらに切磋琢磨することこそが、市民の付託に応える議員としてのあるべき姿ではないのかと考えます。
以上の点から、本議案に対しての賛成討論といたします。