6月議会が閉会しました
この定例会は任期最終年度の最初の議会となりましたが、議長をはじめ議会役員選挙、各常任委員、議会運営委員の選任が行われ、新たな議会体制が整いました。
19日間の議会日程でしたが、すべての議案審査の後、採決の結果すべての議案が可決されました。
中でも浜風幼稚園を廃園とする条例改正案が提出され、審議の結果は賛成多数で可決しましたが、今後の市民の皆様に対する市の対応についても課題を残しました。
浜風幼稚園を廃園とする背景は園児数が減少しており、今後も増加が見込めない事や、依然として待機児童が多く保育所の拡充が求められる事があげられます。
また、この幼稚園は3,000平方メートルと敷地も広く、今後保育所と幼稚園の機能を有する「認定こども園」への移行も模索されてきました。
私も学校教育審議会や地元説明会にも出席しており、本当に多くの保護者の皆様や地域住民の皆様より、浜風幼稚園を残してほしいとのお声を頂きました。
今まで素晴らしい教育が行われてきた事や地域の皆様にも愛された幼稚園であった事など、廃園に反対される保護者の皆様のお気持ちは十分に伝わりました。
市は認定こども園に関する情報も含めて、もう少し丁寧な説明をすべきであったと思います。
今後はこれまでの質の高い幼稚園教育や志が「認定子ども園」に引き継がれ、さらに発展していく事を願います。
また、送迎時における安全対策にも積極的に取り組んでいきたいと思います。