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「あしやホスピタルフェスタ2025」5年ぶりに開催

今日は、市立芦屋病院において5年ぶりとなる「あしやホスピタルフェスタ2025」が開催されました。朝からあいにくの雨模様でしたが、親子連れをはじめとする幅広い年代の皆様が来場し、会場は活気に包まれました。

12時から4時間にわたり開催されたフェスタには、コロナ禍前と同様、参加者が楽しみながら健康や医療に触れられる多様な企画が用意されました。

特に人気を集めたのは、子どもたちが医療を身近に感じられる体験ブースです。「腹腔鏡手術体験」や「調剤体験」、「看護服・白衣体験」には家族連れが列を作り、楽しみながら医療の現場を体験していました。また、「救急車乗車体験」や「AED・心肺蘇生法講習」といった実践的なコーナーも注目を集めました。

健康に関心のある大人向けには、骨密度や筋肉量を測定できる「健康チェックコーナー」が設けられ、自身の健康状態を確認できる機会となりました。その他、「ほのぼのコンサート」なども実施され、4時間では回りきれないほど充実した内容となりました。

私は「高齢者ほっと相談コーナー」において、初めて豆つかみに挑戦。1分間で幾つの豆を箸で掴めるかを競うものです。集中して挑みましたが、10個にも届かず散々な結果に終わりました。

同時に開催された「健康フォーラム」では、専門医による3つの講演が行われました。「睡眠について」「今から始める骨折予防」「最近の手術って、どんな感じ?」と題した講演には、多くの市民が熱心に耳を傾けておられました。日々の健康維持に役立つ専門的な知識を得られたことでしょう。

全国的に公立病院の経営は困難に陥っており本市も厳しい状況にありますが、これまでも市立芦屋病院は、市民の生命と健康を守る「砦」として重要な役割を担ってきました。今後も引き続き、経営強化プランに基づき改善を進め、持続可能な経営体制の構築を目指すことが求められます。

今回のフェスタでは、地域に根ざした医療提供をめざす姿勢が伝わり、病院を広く市民に知っていただく貴重な機会になったことと思います。

市立芦屋病院の関係者の皆様、お疲れ様でした。

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