「防災に関する政策を研究する会」での視察について
本日は、芦屋市議会の有志議員で構成される「防災に関する政策を研究する会」の9名で、加古川市の「加古川グリーンシティ防災会」に、「マンションにおける防災対策」の視察に伺いました。

同防災会では、防災井戸の設置やマンション専用のネット環境整備をはじめ、多岐にわたる創意工夫に満ちた取り組みが行われており、詳細をご教示いただきました。その内容はいずれも実践的で示唆に富み、国や県からの数多くの表彰も納得いたしました。
特に印象的だったのは、防災活動において「楽しく取り組むこと」や、「あいさつを基本とする地域の信頼関係の構築」を大切にされている点です。「あいさつなくして防災なし」というスローガンは、まさに人と人との絆を基盤とした地域防災の真髄を表しています。

また、敷地内の防災井戸を見学する途中、ゴミステーションに整然と積まれたゴミ袋が目に留まりました。驚いたことに、カラスよけのネットがないにもかかわらず、一切荒らされていないのです。よく見るとそこには、なんとフクロウの置物が設置されていました。まさか模型のフクロウがカラス対策になるとは思いもよらず、新たな発見として新鮮な驚きを覚えました。早速、市役所に戻り、このエピソードを担当部署と共有しました。 今回の視察では、防災のあり方や地域の連携の重要性について学び、たくさんの気づきを得ることができました。お忙しい中、私どもの訪問にご対応くださった加古川グリーンシティ防災会の皆様に、心より感謝申し上げます。