保護司会研修で徳島刑務所へ

今日は芦屋市保護司会と芦屋市更生保護女性会との合同研修会で、徳島刑務所の施設見学に参加いたしました。保護司として10年以上の月日を重ねてきましたが、刑務所において実情を肌で感じる貴重な機会となりました。
徳島刑務所は、刑期10年以上の受刑者を中心に収容しており、特に受刑者の高齢化が深刻な課題となっています。中でも印象的だったのは、2016年に開設された「機能促進センター」での取り組みです。集団での刑務作業が困難な高齢受刑者に対し、認知機能や体力の維持を図り、寝たきりを防ぐためのプログラムが実施されていました。
今後も引き続き地域社会の安全と安心を守るため、保護司としての研鑽を重ねるとともに、更生保護活動の意義を多くの人々に知っていただくための啓発活動にも尽力し、「犯罪のない社会」の実現に向けて、微力ながら貢献し続けたいと思います。