お問い合わせ

戦後80年〜平和への思い〜

今年は、戦後80年。この大きな節目を迎えるにあたり、犠牲になられた多くの方々に謹んで哀悼の意を表します。

また、長い年月を経た今もなお、戦争の傷跡を抱えて暮らしている方々がいらっしゃることを私たちは忘れてはなりません。

広島と長崎に投下された原爆による被爆者は、今年3月末時点で9万9,130人と、初めて10万人を下回ったことが厚生労働省のまとめで分かりました。平均年齢は昨年の85.58歳から0.55歳上昇し、86.13歳となっています。高齢化が進む中、被曝の実相を次世代に継承していくことが大きな課題です。

後遺症に苦しむ被爆者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

毎年、8月は、戦後の歩みを振り返り、未来の在り方を考える大切な時期です。日本の平和と発展は、先の大戦で犠牲となられた御霊と、ご遺族の深い悲しみの上に築かれたものであることを、決して忘れてはなりません。先人の努力に感謝と敬意を捧げ、戦争の悲惨さと平和の尊さを胸に刻みたいと思います。

近年、ウクライナや中東の情勢が混迷を極め、戦火に苦しむ人々の姿が連日、報道されています。世界平和という大きな理想を胸に、私たち一人ひとりがより良い社会のために何ができるかを改めて考える機会としたいものです。今日は早朝より平和について考える会に出席し、思いを共有しました。

このページのトップに戻る