決算特別委員会各分科会が終結しました
芦屋市議会では毎年9月定例議会において、前年度の決算審査を行います。その流れは、以下の通りです。
まず本会議にて、決算関連議案を審査するために、議会選出の監査委員を除く全議員による「決算特別委員会」が設置され、関連議案が付託されます。決算特別委員会は、本会議終了後に開催され、正副委員長を互選のうえ、各常任委員会を単位とする分科会を設置。分科会での審査終了後、再度決算特別委員会が開かれ、他の議案と同様に各分科会座長からの座長報告があり、討論・採決を経て、決算関連議案を「認定」とすべきか「不認定」とすべきかが決定します。
今年は9月22日から各分科会にて慎重な審査が進められ、本日すべての審査を終えました。私は今年度、建設公営企業常任委員会に所属、座長を務めました。座長は「議事を整理する」役割があり、発言は可能ですが、議事進行や秩序維持を優先するため、委員として参加している時よりも自然と発言の機会が少なくなりました。
所属する建設公営企業分科会では、以下の二点について取り上げました。
1つ目は、市立芦屋病院についてです。今後も経営強化プランの達成に向けての着実な取り組みを期待しつつ、血液内科・腫瘍内科・緩和ケア内科の強みを生かし、市民の命を守るとともに、専門診療や地域医療への貢献を広く周知する戦略的広報に注力することを要望しました。
2つ目、茶屋さくら通り周辺の官民連携エリアプラットフォーム構築等支援業務については、市職員が会議に加わっていることに触れ、「どのような知恵や経験を得ていて今後の業務にどのように活かしていくのか」を尋ね、人材育成につながる貴重な学びの機会を一過性のものにせず、市民生活の向上へとつなげることが重要であることを述べました。
最終の「認定」または「不認定」が決定する決算特別委員会は、10月3日に開催されますが、詳細については、市政報告書秋号で報告いたします。