第75回“社会を明るくする運動“ 講演会に出席しました。
本日、「社会を明るくする運動」の一環として市民センターで開催された講演会に出席しました。講師には、mottoひょうご事務局長の栗木剛氏をお迎えし、「現代の青少年問題〜子どもを取り巻く環境を考える〜」をテーマに、ご講演いただきました。
冒頭、栗木氏はキャンプ場で出会った子どもとのやりとりをご紹介くださいました。これまで人から褒められた経験のなかった子どもが、火起こしを見事にこなし、初めて周囲から称賛されたというエピソードです。この出来事が子どもの自信につながったとの話が印象的でした。小さな成功体験が、子どもにとって大きな自己肯定感の源となることを改めて認識させられました。
講演は、約20分ごとに隣席の方と意見交換を行うなど、参加者の理解を深める工夫が随所に盛り込まれており、あっという間の有意義な時間でした。
地域社会が子どもたちを温かく見守ることや、子どもの何気ない言葉にも真摯に耳を傾けて心に寄り添うことの大切さを学ぶことができました。
ちなみに、このブログでは以前から何度も触れておりますが、“社会を明るくする運動”とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人々の更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域を築くための全国的な運動です。