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12月定例会のふりかえり(第72号議案 公共施設の使用料・手数料の改定について)

議会は閉会しましたが、連日、所属団体のボランティア活動や年末のイベントが続き、ようやく12月定例会の市政報告書を作成中。

12月定例会では、公共施設使用料の見直し議案が提出され、可決しました。作成中の市政報告書にも取り上げる予定ですが、この場でも触れておきたいと思います。

昨今、継続的な物価高騰の影響により、行政サービスの提供コストも上昇しており、こうした現状を鑑みると、公共施設の使用料の見直しは避けられない状況にあります。市民負担が増える点は大変心苦しいのですが、施設を利用する方と利用しない方の公平性を確保し、公共施設を将来にわたって維持するには、「受益者負担」の適正化を図ることが不可欠であります。 公共施設の使用料については、令和5年4月に新型コロナウイルスやウクライナ情勢といった社会情勢を考慮し、改定が見送られた経緯があります。今後は4年ごとのサイクルで定期的な調査・見直しが行われる予定とのことですが、単なる値上げに留めるべきではないと思います。公共施設の維持管理と並行して、より多くの方にご利用いただけるよう、利用率の向上につながる効果的な運営施策を追求していくべきであり、これからも注視していきます。

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