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NPOと行政の交流事業

市民参画課とあしやNPOセンター主催による「NPOと行政のラウンドテーブル」が市役所分庁舎において開催され、約70名の参加者が集いました。
ラウンドテーブルの趣旨は陳情、要請、批判の場ではなく、課題の共有と協力して出来ることを見出すための共通の認識を高める場とするとのこと。参加形態はラウンドテーブルへの参加や傍聴などそれぞれでした。テーマは「子育て」と「まちづくり」でありNPOと行政との間で活発な意見交換が行われました。

〈子育て〉
・子どもの居場所づくりに関しては大人が望む安全で安心な場所
であることはもとより、子ども自ら発見があり考える力を育む
事が出来る場所であってほしい。
・子育て中の保護者に対するサポート体制の強化。
・地域ぐるみの子育て。
・子どもを取り巻く環境においては時間・空間・仲間が重要。

〈まちづくり〉
・経費を削減し、あるものを活用しながらまちづくりをめざす。
・まちづくりは地域づくりでもあり、コミニュティー力の強化
が求められる。
・ベンチプロジェクトの取り組みについて。
・今後の地域のしくみづくりを考える上でのコーディネーターの
役割について。

以上、傍聴をさせていただき、子育て・まちづくりともに様々な側面からの意見や具体策の提案もありました。それぞれのテーマにおいては今後地域コーディネーターの役割がキーポイントになりそうです。来年度からこの取り組みが始動される予定で、地域づくりにおける新たな進展が期待されます。
今日の交流事業のタイトルはラウンドテーブル(丸いテーブル)でしたが、実際に机は船出を意味する舟形に配置されておりました。
主催者の方より、市内中間支援団体交流事業の開催にあたってはようやく実現できたとのこと、今日がその船出の第一歩であるとの想いが込められているとお話がありました。
長時間ではありましたが、今後もこのように有意義な意見交換の会が継続されますことを願います。

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