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珠洲市宝立町でのボランティア活動

今朝、7時半に金沢を発ち、珠洲市へと向かいました。災害から3ヶ月以上が経過し、道路の復旧が進んでいると聞いていましたが、それでも約4時間かかりました。

まず初めに珠洲市社会福祉協議会の災害ボランティアセンターで活動内容の説明を受けました。宝立町でのミッションは瓦礫撤去です。現場に向かう途中、道沿いの家々は崩れ落ちており、全くの手付かずの状況に大きな衝撃を受けました。

災害ボランティアセンターで指示された場所に到着すると、そこには津波で流されてきた大きなキリコが横たわっていました。それを全員で運び出し、散乱する提灯や瓦などの瓦礫を集め、集積所へ持ち込むようにとの指示でした。

私たちの活動の依頼主である女性が立ち会われ、8月に行われるキリコ祭りについてお話をして下さいました。例年8月に先祖を迎えるためのキリコ祭りが行われること、このキリコの屋根の四隅に吹き流しをつるし、風鈴、提灯、ぼんぼりなども飾り付けられ、それを担いで海の中に入っていくことなどです。 その祭りの様子は、多くの人々を魅了する神秘的で迫力のある光景に違いありません。伝統行事であるキリコ祭りが再び復活できることを願いつつ、始まったばかりの活動ですが、力を尽くして参ります。

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