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“社会を明るくする運動”「公開ケース研究会」

“社会を明るくする運動” ~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~ とはすべての国民が、「犯罪や非行の防止」と「罪を犯した人たちの更生」について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動です。

 

芦屋市では毎年7月の強調月間を中心にさまざまな活動を行っていますが、本日はその関連事業として、「公開ケース研究会」が「リードあしや」にて開催されました。「公開ケース研究会」は更生保護に対して理解を深めることを目的とし、保護観察等の事例を取り上げたり、グループに分かれて参加者同士が協議したりします。

 

今回は、窃盗・道路交通法違反を起こした少年の事例を取り上げ、非行に至ったのはなぜか、本人の問題、家族の問題、そして少年を取り巻く環境の問題は何か、また、問題を未然に防ぐために地域でできることは何かを話し合い、少年や彼の家族に対してどのような支援ができるのか、出席されたそれぞれの立場から考えました。

 

「公開ケース研究会」は3年ぶりの開催で、本日は保護司会研修部会長の立場から司会進行を担当しました。以前に比べて開催時間が短縮されたものの、グループ発表では安心・安全な社会の実現に向けて各グループより貴重な意見が出されました。

 

本日の研究会には、PTA協議会、生徒指導連絡協議会、青少年育成愛護委員会、民生児童委員協議会、更生保護女性会、市教育委員会、地域福祉課職員など様々な立場でご活躍の方々が参加され、最後の講評は潮見中学校の大石校長、総評は神戸保護観察所統括保護観察官の馬場氏よりいただきました。皆様、お疲れ様でした。

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