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“社会を明るくする運動”「講演会」に出席しました。

社会を明るくする運動」とは?

「社会を明るくする運動」~犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ~はすべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動であり、令和4年で72回目を迎えました。毎年7月が強調月間となっており、全国各地でさまざまな関連行事が展開されます。

 

本市では7月1日に街頭一斉啓発活動が実施されたところですが、本日も引き続き市民センターにおいて一般社団法人日本薬物問題研究所の理事長の中川孝行氏による「社明」講演会:「薬物乱用防止について〜薬物を巡る今の動向」が開かれました。

普段あまり触れることが少ない薬物について、大麻や覚醒剤等の種類や関連する犯罪の実態、薬物依存症の進行過程など生々しくもわかりやすい資料をご提示下さり、ご説明いただきました。今まで保護司として薬物の再犯者と向き合ったこともあるので、有意義な講演会となりました。

 

犯罪や非行をなくすためには、取り締まりを強化したり、罪を犯した人を処罰したりすることも必要なことです。しかし、立ち直りを決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人のない家庭や地域づくりをすることも重要です。また、立ち直りを支えるためには、地域のすべての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。

 

安心・安全な社会の実現はすべての人の願いです。「社会を明るくする運動」では、犯罪や非行のない地域をつくるために、一人ひとりが「自分に何ができるか?」考え、参加するきっかけを作ることを願っています。

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