イベント「打ち水大作戦@大桝町」に参加しました。

2022年08月27日(土)

夏休み最後の週末を迎えました。
夕方から地域の子どもを対象に、大桝公園で「ミニ夏祭り」と「打ち水大作戦@大桝町」が開催され、お手伝いに参加しました。

 

芦屋市の「打ち水大作戦」とは・・
日本の昔からの習慣である「打ち水」を一斉に行なうことで、涼しさを体感してもらい、冷房等に頼らない涼しい夏のすごし方について考えてもらうイベントで、本市環境課では毎年「市内あちこち打ち水大作戦」として、ひしゃく・おけ・のぼり・温度計の「打ち水用品」の貸出を行っています。

 

近年、地球温暖化の影響やヒートアイランド現象等により都市部が熱くなり、熱帯夜の日数も増加しています。 「打ち水」は暑い夏を少しでも涼しくすごすための江戸時代からの日本伝統の知恵で、地球温暖化を引き起こす一因である、「ヒートアイランド現象」を緩和する効果もあります。

 

打ち水を行った場所は、水蒸気によって一時的に気圧が上昇しますが、空気は気圧の高いほうから低いほうに向かって流れていく性質により、自然なそよ風が発生するようです。加えて、打ち水により気温が下がるため、濡れた地面を通る夕方の風がとても爽やかに感じました。

 

手桶と柄杓は子どもにもちょうどよいサイズであり、楽しみながら公園に水を撒いていました。身近なことで環境を意識できる有意義なイベントなので、これからも子どもたちに伝承していきたいものです。

平和への祈りと願いを込めて・・

2022年08月15日(月)

戦後77年目となる夏、そして激戦地となった沖縄の本土復帰から50年目の夏を迎えました。
今年も芦屋ユネスコ協会主催の「平和の鐘を鳴らそう!」の式典に参加。今日はコロナで中止が続いていた第2部の「平和のつどい」も久しぶりに市民センタ−401室で開催されました。

 

願い続け、語り継いでいかなければ、もろくも崩れ去ってしまうかもしれない「平和」。
皆でユネスコの平和宣言を唱和し、正午のサイレンに合わせて黙祷、そして一人ひとりが「平和への祈りと願い」を込めて平和の鐘(優愛の鐘)を鳴らしました。

 

第2部の「平和のつどい」では、自らの戦争体験を絵本「ムツとわたし」に託された大和田啓子様とご主人様を囲み、絵本の映像と読み聞かせが行われました。太平洋戦争が始まり、飼い犬の供出命令が発出され、預かっていた秋田犬のムツも戦争の犠牲となり無惨に殺されてしまったという心が引き裂かれる悲しい話です。

 

大和田様は、「戦争は、人類共通の敵である。平和であってこそ、人類も動物も幸せでいられます。その幸せをかみしめながら、今ある命を大切にしてほしい」と、かつての新聞取材で語っておられました。
あらためてそのお言葉を心に刻み、平和について考える1日になりました。

かやぶき民家(旧小阪家住宅)の視察に参りました。

2022年08月02日(火)

今日は議員研修会が開かれ、兵庫県立尼崎の森中央緑地に移築された旧小阪家住宅の視察がありました。

 

かやぶき民家(旧小阪家住宅)は江戸時代に庄屋を務めた小阪家が18世紀後期に芦屋市三条町に建てられたと推定され、芦屋市指定文化財に指定されました。しかし、平成7年の阪神・淡路大震災で全壊し解体を余儀なくされ、部材は解体調査の後、芦屋市に寄贈され、湾岸線の下にある倉庫に保管されてきました。その後、平成28年に兵庫県が譲り受け、兵庫県立尼崎の森中央緑地に里山の暮らしが体験できる施設として移築復元されました。六甲山南麓で現存する江戸時代のかやぶき民家はこの建物だけであり、兵庫県下における学術的価値が評価され、兵庫県指定重要有形文化財として指定されています。(かやぶき民家のリーフレットより)

 

かやぶき民家の見学前には、職員さんによる尼崎の森中央緑地に関する説明がありました。

 

この尼崎の森は、昔は海で、明治時代には地引網で魚が採れた場所でしたが、高度経済成長の時代には、火力発電所や多くの工場が立ち並ぶようになり、尼崎は「鉄のまち」と呼ばれるようになりました。その後、産業構造の変化もあり、工場跡地には、森と水と人が共生する環境創造のまちづくりの拠点として「尼崎の森中央緑地」がつくられました。

 

100年かけて、ひとりひとりの参画により「地域が育てる森」をつくり、人々が自然の恵みを享受する「地域を育てる森」とすることが基本理念とのこと。森を作ることにより、多様な生物が暮らし植物多様性の環境が実現することはとても素敵なことです。その中にかやぶき民家が移築されています。今後、かやぶき民家周辺においては、民家周辺ゾーン、収穫ゾーン、炭窯ゾーンに区分された整備が計画されています。

 

この旧小阪家住宅は、芦屋市指定文化財でもあることから、本来、市内に復元されるのが適切であったのかもしれませんが、市費による長期的な維持管理という問題も生じてきます。豊かな森に復元されたことにより、今後、里山体験を通じて文化の保護にも寄与することを期待します。

「立地適正化計画について」 長崎市に学びました。

2022年07月29日(金)

昨日のうちに長崎市に移動し、徒歩で長崎市役所を訪問。

大村市に引き続き、同様のテーマ「長崎市立地適正化計画について」の説明を受けました。

 

長崎市は坂の多いまちであり、長崎港を囲むように三方向に山があるため、平地が少なく、家々が山に張り付くように建っており、約7割の人々が山の斜面に暮らしているとのこと。これは、平坦地に乏しく、その平坦地の多くが事業所や公共施設で占められており、地価も高いことによるそうで、その結果、社会基盤が未整備な斜面市街地が形成されることになったようです。

 

長崎市では、安心して暮らしやすい場所へと時間をかけて居住を緩やかに誘導していくことにより、都市機能の集積や人口密度の維持を目指しています。

 

なお、抱える課題は、人口転出超過が2年連続日本一となっており、特に若者が近隣市町に流出しているということです。その主要因は高い住宅費で、家賃相場は九州一であり、関西大都市と同程度の高さであるようです。今後は定住促進を目指し、平坦地の容積率アップによる安価な住宅供給を進めていくとのことでした。

 

驚いたのは居住環境改善に向けた取組みとして、吊下型簡易移送機器(リフト)が3箇所も設置されていることです。あまり目にしたことはなく新鮮でしたが、高齢者等のモビリィティの向上に役立っていて、坂道が多い地形ならではの高齢者対策の一つでもあると思いました。

 

さらに興味深かったのは、市民に向けた立地適正化計画についての案内チラシで、市の考えを示した大変わかりやすいものでした。

 

長崎市の現状を知っていただく

このままではこうなってしまう

そうならないために、みんなでやることを確認し、実践したことによる効果を示す

少子高齢化が進んでも暮らしやすいまちづくりにつながる

 

このような流れを、長崎市の形を模したキャラクターを用いながら説明しており、大変参考になりました。

 

長崎市における「立地適正化計画」は、人口減少・少子化・高齢化が進んでも、暮らしやすいまちであり続けるために「みんなでまちを支えるしくみづくり」を示した計画であり、この視察は、実践に向けての複合的な取組みについて学ぶ有意義な機会となりました。

「立地適正化計画について」 大村市に学びました。

2022年07月28日(木)

今日から2日間の予定で、長崎県大村市に、建設公営企業常任委員会の視察で訪問しました。委員会視察につき、議員6名、事務局の随行が2名の合計8名が参加。

訪れた大村市の人口は96、264人、市制施行年が昭和17年(芦屋市は昭和15年)と本市と類似しています。

 

立地適正化計画とは、平成26年の都市再生特別措置法の改正で創設された制度であり、将来的な人口減少や高齢化に対して、持続可能な都市を実現するため、都市全体の観点から、居住機能や医療、福祉、商業など都市機能の立地や公共交通の充実を目指す計画です。

 

大村市では、平成29年に大村市立地適正化計画を策定し、さらに令和2年の都市再生特別措置法の改正により「防災指針」の記載が規定化されたため、同計画を改定しています。

 

大村市の概況について何より驚いたことは、人口推移で、平成22年の90,517人から増加をし続けているという点です。利便性が高いため転入者が多いとのこと。大変羨しいことで、委員からは、この点に関しての質問がありました。

 

大村市は、今後のまちづくりに必要な対策として「集約型都市構造」と「産業振興・人口対策・市民生活」の2つの柱となる取り組みを進め、より良い将来都市像の実現を目指していくとのこと。

 

公共交通に関しては9月23日の新幹線開業を目前に控えており、その後に路線の見直しなどを行い、充実を図っていくとのお話でした。大村市は全国的にも稀な空港、高速、新幹線が揃う高速交通が活かされた魅力のあるまちです。ぜひ数年後に、再びまちづくりの発展を見せていただきたいと思います。

 

加えて特徴的なこととして、ボートレースが有名ですが、これについては大村市のホームページに、この事業が市の税金を使わず全国の利用者からの売上で運営されていること、収益は昭和27年4月の開設以来、これまでに約781億円を市に繰り入れてさまざまな事業に活用されているとことなどが示されています。平成30年度にはボートレース事業の収益を積み立てる基金を設置し、公共施設等の整備や、その償還費用に使っているとのことです。

 

今日の視察により、「コンパクト・プラス・ネットワークの形成」の考えに基づくまちづくりを進めるための立地適正化計画について、理解を深めることができました。

明日は長崎市に移動し、同じテーマで学ばせていただきます。

 

灼熱の太陽の日差しが燦々と降り注ぐ1日でした。